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製造者 |
会社名 : |
米山薬品工業株式会社 |
郵便番号 : |
541-0045 |
住所 : |
大阪府大阪市中央区道修町2丁目3番11号 |
担当部署 : |
品質管理課 |
担当者(作成) : |
佐々木 久 |
TEL : |
06-6393-4001 |
FAX : |
06-6396-7714 |
緊急連絡先 : |
米山薬品工業(株) 三国工場 (TEL 06-6393-4001) |
改訂 : |
1994/06 |
整理番号 : |
BC0788 |
充填製造者及び販売者 |
会社名 : |
株式会社 内藤商店 |
郵便番号 : |
460-0002 |
住所 : |
名古屋市中区丸の内3丁目8番3号 |
担当部署 : |
製造部 |
TEL : |
052-962-5551 |
FAX : |
052-961-5901 |
緊急連絡先 : |
052-962-5551 |
受付時間 : |
月曜日〜金曜日 8:00−17:00 |
改訂 : |
2001/02/21 |
MSDS a@: |
MSDS-723051 |
製品名(化学名・商品名等) : クロロホルム
物質の特定
単一製品・混合物の区分 : |
単一製品 |
化学名 : |
クロロホルム |
成分及び含有量 : |
クロロホルム 99%以上 |
化学式又は構造式 : |
CHCl3 |
官報公示整理番号 : (化審法・安衛法) : |
化審法 2−37 |
CAS a@: |
67-66-3 |
国連分類 : |
6.1 |
国連番号 : |
1888 |
危険有害性の分類
分類の名称 : |
急性毒性物質、その他の有害物質 |
危険性 : |
不燃性。 |
有害性 : |
裸火、溶接アーク等の高温物に触れると分解し、塩化水素やホスゲン等の有害ガスを発生する。吸入、皮膚呼吸、誤飲により麻酔や中毒症状を起こし、肝臓、腎臓、心臓や中枢神経に障害を起こす。皮膚に触れると脱脂し、2次感染や皮膚炎を起こすことがある。 |
環境影響 : |
生態濃縮性があり、水中生物に悪影響がある。 |
応急処置
眼に入った場合 : |
速やかに清浄な水で最低15分間の洗浄を行い、医師の手当てを受ける。 |
皮膚に付着した場合 : |
汚れた衣類や靴等を脱ぎ、製品に触れた部分を水で洗い流した後石鹸を用いて十分に洗浄する。刺激が無くても医師の手当てを受ける。 |
吸入した場合 : |
直ちに新鮮な空気の所に移し、体を保温し医師の手当てを受ける。 |
飲み込んだ場合 : |
温水や牛乳を飲ませて吐かせるが、無理に吐かせてはいけない。意識のない場合は、口から何も与えてはならない。以上の処置をした後、直ちに医師の診断を受ける。 |
火災時の処置
消火方法 : |
消火剤又は多量の霧状の水を用いて消火する。消火作業の際には必ず空気呼吸器その他の保護具を着用し、風下で作業をしない。周辺設備などに散水して冷却する。 |
消火剤 : |
粉末、泡、炭酸ガス、霧状の水 |
漏出時の処置
漏洩場所への立入を禁止し、付近の着火源となるものを取り除く。漏洩液はペーパータオル、ウエス、砂などに吸収させてから容器に回収する。その後を大量の水で洗い流す。濃厚な廃液が河川等に排水されないように注意する。
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取り扱い及び保管
取り扱い : |
吸入や皮膚への接触を防ぐため、保護具を着用すること。蒸気は空気より重たいため低所に滞留しやすい。酸化剤、アルミニウムなどの非鉄金属、水等との接触を避ける。 |
保管 : |
亜鉛又は錫メッキした鋼鉄製容器に保管する。合成樹脂製容器は不可。酸化剤、科学的に活性な物質、非鉄金属等を近くに置かない。換気良好な冷暗所に保管。 |
暴露防止措置
管理濃度 |
50ppm |
許容濃度 |
日本産業衛生学会( ) : |
10ppm 49mg/m3 |
ACGIH(1992) : |
TLV−TWA 10ppm 49mg/m3 |
OSHA(1989) : |
−−−−− |
設備対策 : |
取扱いについては、局所排気装置を使用する。発生源の密閉化。 |
防護具−保護眼鏡 : |
ゴーグルを着用する。 |
防護具−保護手袋 : |
保護手袋を着用する。 |
防護具−保護衣 : |
作業衣を着用する。 |
防護具−呼吸用 : |
有機ガス用防毒マスク、送気マスク、空気呼吸器。 |
物理/化学的性質
外観等 : |
無色の液体 |
沸点 : |
61.3℃ |
融点 : |
−63.5℃ |
比重 : |
1.49(20℃) |
蒸気密度 : |
4.12 |
初留点 : |
−−−−− |
揮発性 : |
−−−−− |
溶解度 : |
8.2mg/ml(水:20℃) |
危険性情報(安定性/反応性)
引火点 : |
なし |
発火点 : |
−−−−− |
爆発限界 上限 : |
−−−−− |
下限 : |
−−−−− |
可燃性 : |
不燃性 |
発火性 : (自然発火性、水との反応性)
| −−−−− |
安定性・反応性 : |
非鉄金属、硝酸メチル等に接触すると、爆発の危険性がある。高温に加熱された炎にさらされると、ホスゲン、塩素、塩化水素等が発生。 |
有害性情報(人についての症例、疫学的情報を含む)
皮膚腐食性 : |
−−−−− |
刺激性(皮膚、眼) : |
局部的な炎症を起こすことがある。眼に付着すると流涙し、激しい痛みを伴って炎症が起きる。 |
急性毒性 : |
経口 ラット LD50 908mg/kg |
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経口 マウス LD50 36mg/kg |
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吸入 ラット LC50 4772mg/kg4H |
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吸入 マウス LD50 28mg/kg |
変異原生 : |
Ames試験等では、陰性の結果が出ている。 |
発癌性 : |
ラット及びマウスに投与したところ、腎臓及び肝臓に悪性腫瘍の発生が認められている。IRAC:グループ2B |
催奇形性 : |
妊娠ラットに暴露したところ、胎児発育の遅延、奇形児の出産が認められ、催奇形性及び胎児毒性が強いとされている。 |
環境影響情報
分解性 : |
微生物による分解性が無く、魚介類の体内において 1 濃縮性又は蓄積性がない、あるいは低い 2 高濃縮性でないと判断された物質(化審法既存点検) |
魚毒性 : |
グッピー LC50 102ppm(14日間) |
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ミジンコ 24時間致死濃度 29mg |
廃棄上の注意
過剰の可燃性溶剤、又は重油等の燃料と共に、アフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧して、出来るだけ高温で焼却する。焼却炉は有機ハロゲン化合物を燃焼するのに適したものであること。ホスゲンが生成しないように完全に燃焼させる。一定容器にとりまとめ処理免許を持つ処理業者に処理を依頼する。 |
運送上の注意
・ |
堅牢で容易に変形、破損しない容器に入れて輸送する。 |
・ |
容器の輸送及び運搬は、しっかりと固定した状態で行い、特に瓶及び缶は輸送中におたがいに衝突して破損することのないようにあらかじめ適当な緩衝物を詰めておく。 |
・ |
容器は破損、腐食、割れ等のないものを使用する。 |
適用法令
労働安全衛生法 : |
第18条 表示 第1種有機溶剤 |
消防法 : |
貯蔵などの届け出を要する物質(200kg) |
船舶安全法(危規則) : |
毒物類 |
毒劇物取締法 : |
劇物 |
海洋汚染防止法 : |
有害液体物質(B類) |
化審法 : |
指定化学物質 |
PRTR法 : |
第一種指定物質 |
引用文献
引用文献
1)製品安全データ−シートの作成指針(1992年版)
2)産業中毒便覧 医歯薬出版
3)危険物・毒物処理取扱マニュアル 海外技術資料研究所
4)化審法の既存化学物質 安全性データ集 (財)化学品検査協会編(1992)
5)NIOSH:Registry of Toxic Effects of Chemical Substances(1992)
6)毒劇物基準関係通知集 厚生省薬務局安全課監修(1991 薬務広報社)
7)化学物質管理促進法 対象物質全データ 化学工業日報社
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データ作成者
その他
記載内容のうち、含有量、物理/化学的性質等の数値は保証値はありません。危険・有害性の評価は。現時点で入手できる資料・情報・データに基づいて作成しておりますが、全ての資料を網羅したわけではありませんので取り扱いには十分ご注意下さい。
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